目次
こんにちわ。MusicViral編集長-Zです。
皆さんは楽曲の管理をどうやって行っていますか?
今回は作曲家・編曲家におすすめしたいデータ管理方法について解説していきたいと思います。
Pops作家デビューカリキュラム始動!
「AKB作家が教える。一年間で有名作曲家事務所を目指すスパルタ予備校」
“既存曲を聴くだけ”で作曲が上達する「MusicViral独自の分析術」を伝授。
AKB48や欅坂46、乃木坂46を手がける片桐周太郎の完全ワンツーマンレッスン。
一年間で、有名作家事務所の所属を目指す事に特化したカリキュラムです。
大前提!OSのHDDへの保存は最小限に!
まず大前提として、OSを入れているHDDにむやみやらたにデータを保存する事は良く無いとされています。
特にSDDを使っている方。SSDは書き込み回数が多いほど壊れ易いという説もあり、僕はOSを入れているSSDはDAWやプラグイン以外のデータを保存しないようにしています。
出来るだけOSのHDD以外に別途HDDを用意するようにしましょう。
HDDは3つ用意すると便利!
僕はハードディスクを3つ用意しています。
用途は…
①OSやプラグイン・アプリケーション用ハードディスク
②音源(KONTAKT等)やサンプルCD(VengenceなどのWavデータ)用のハードディスク
③セッションファイルやその他データなど、保存用のハードディスク
あとは必ずこれにプラスでバックアップ用のハードディスクを用意しましょう。
これは用意しておかないと絶対に痛い目に合いますよ!!
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HDDを使い分けるメリットは?
HDDを使い分けるメリット。
それはまずOSのHDDとデータ保存用の領域を分ける事で、OSのHDDが遅くなったりエラーが起きる可能性を減らす事が出来る事。
またHDDを分散する事で、HDDが壊れた際の損失のリスクを分散する事ができます。
データ管理もしやすくなるため「あのデータどこに行った??」なんて事は絶対に無くなります。
ちゃんとした「収納の仕組み」を作ってあげることで、データ紛失の可能性を減らす事が出来ます。
ではこれら一つ一つを解説していきましょう。
①OSやプラグイン・アプリケーション用HDD
まず起動ディスク用。つまりOSやプラグイン・その他DAWなどアプリケーションを保存する用のハードディスクです。
ハードディスク名は「Mac OS」みたいな名前をつけておくと良いでしょう。
ここには必要最低限のデータしか保存しないようにしましょう。
起動ディスクは速度が速い方が良いのでSSDを導入する事をおすすめします。
最近ではSSDも大分安くなりましたね。520GBくらいあれば十分です。
②音源(KONTAKT等)やサンプルCD(VengenceなどのWavデータ)用のハードディスク
次に音源やサンプルCDを保存するハードディスクです。
音源をインストールする際に、サンプルの保存場所を指定出来る場合はこのHDDを指定しましょう。
ハードディスク名は「Mac Sample」みたいな名前をつけておくと良いでしょう。
ハードディスクの中身歯こんな感じで整理していおくと良いです!
僕の場合サンプルCDなどで気に入った音があると、すぐにお気に入りフォルダーにコピーして後で見つけ易くしておきます。
こういった作業も仕事の効率を高める事に繋がってきますよ!
あとKONTAKTの個人作成系の音源は、使うたびにロケートしなければいけない場合があります。
そうった音源は別途KONTAKT Locateみたいなフォルダを作って分けておくと便利ですよ!
③セッションファイルやその他データなど、保存用のハードディスク
次にセッションファイルやその他データなどを保存する用のHDD
これはまず分かり易く「2018」「2017」のように毎年フォルダーを作っておきましょう。
そしてその年ごとに以下のようなフォルダーを作成します。
・「Compose」←その年に作った曲
・「Motif」←思いついたモチーフや作りかけの曲など
・「リリース音源」←リリースされた音源
他にも「個人データ」など必要なフォルダーがあればご自身で作成してみてください。
分かり易いように以下の画像をご覧下さい。
上記画像はデータ保存方法の例です。
年が変わった段階で20××年フォルダーを作成します。
そしてその「20××年フォルダー」の中に「Compose」「motif」「リリース音源」等という保存用フォルダーを作っておけば完成です。
年初めにフォルダー作成をして、一度テンプレートを行ってしまえばデータ管理を厳重に行う事が出来ます!
同一楽曲のデータは全て同じフォルダーにまとめておく。
一つ注釈をしておきます。笑
先ほど説明したように、Composeのフォルダーの中には作曲したデータをその都度保存していきます。
僕の場合はLogicで作曲、Protoolsでレコーディングするのがお決まりなので、その両方のフォルダーを一つのフォルダーにまとめて保存しておきます。
DAW毎に保存場所を変えている人も多いかと思いますが、それは絶対にデータが紛失する原因になります。笑
DEMOの段階では楽曲タイトルも適当だったりしますからね…
必ず楽曲ごとにまとめてデータを保存しておきましょう!
楽曲データ名やセッションファイルデータ名は「180101_タイトル」のように!
楽曲データ名やセッションファイルデータはの名前は、必ず「180101_タイトル」のように日付を入れておきましょう。
後で「あの時の何月くらいにつくったなあ」とか、「これってどのバージョンが最新だっけ?」みたいな時に日付が頼りになります。
また作家事務所のマネージャーから「何年の何月何日の曲を再度直して提出してください。」みたいな事もあるので、日付は必須です。
業界の標準的になっているファイル名の付け方。それが「180101_タイトル」のようなファイル名の付け方です。
ちなみに「180101_タイトル」というのは、「18(←西暦2018年)0101(←1月1日)_タイトル」という意味になります。
これは楽曲のセッションデータや書き出す楽曲の2MIXなども同様に名前をつける習慣を付けておきましょう。
HDDの接続はHDDタワーがオススメ!
「でも3台+バックアップ用のHDDってどうやって接続するの??」
そんな方にオススメしたいのがHDDタワーです。
上記リンクはHDDタワーと呼ばれる商品で、4台のHDDを接続出来るHDDケースです。
通常だとHDDを4つそれぞれUSBなどで接続する必要がありますが、これなら一つのUSBで複数のHDDを接続する事が可能です!
そしてコスパが◎!!
HDDは4Tがコスパ的に◎
HDDは最近大分安くなって4Tが一番コスパ良しだと思います。
4Tは要領的にも十分すぎるくらいです。
こいつをHDDタワーにぶち込みましょう!笑
まとめ
今回は「【楽曲管理】作曲家にオススメのデータ管理方法」です。
大切な楽曲データを紛失しない為にも早めに行動することをおすすめしますよ!
まだ2018年始まったばかりですので、いまがチャンスですよ!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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