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【5分でわかるDTM】Reverb(リバーブ)の基礎知識!

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こんにちは。MusicViralスタッフです。

【5分でわかるDTM】〇〇の基礎知識!シリーズの、おそらく最後の記事です♪

コンプレッサー、イコライザー、ディレイなど主要なプラグインエフェクトの知識を紹介・解説してきました〜!

今回は、音に余韻や残響を付加することができるエフェクト「Reverb(リバーブ)」を解説・紹介していこうと思います!

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リバーブとは


普段の生活にも存在する残響音を生成。

例えば教会だったり、お風呂場だったり、音が響く空間のような音の響きをつくることができるエフェクトです。

DTMで使われるリバーブには大きく2種類あります。

まずは、リバーブの種類から紹介していこうと思います!

リバーブの種類

①コンボリューション・リバーブ


(※WavesのIR-L)

コンボリューション・リバーブは、ImpulseResponse(IR)という音の響きのデータを読み込んで使うリバーブです!

いきなり難しい単語が出てくるので難しいイメージを持たれがちですが、使い慣れてみるととてもわかりやすくて使いやすいですよ!

空間の響きの特性を読み込んで使うリバーブだけあって、狙った生っぽい響きを付けたいときに活躍します!

「WavesのIR-L」にも、洞窟やコンサートホールなど、様々な空間のデータが収録されています!

②デジタル・リバーブ


(※AvidのD-verb)

リバーブといえば、こちらのデジタル・リバーブを想像する方が多いと思います。

簡単に仕組みを説明すると、ディレイ音がいくつも重なって響きがつくられるのが「デジタル・リバーブ」です。

つまみが複数あって扱いが難しそうですが、覚えてしまえば問題なし!

リバーブのつまみの解説

Protoolsに付属している「AvidのD-verb」を例に、各つまみなど解説していきます!

他のリバーブプラグインにもある程度対応できるように、微妙な名称の違いも含めて解説していこうと思います!

①リバーブタイプ

「HALL」「CHURCH」「PLATE」など、リバーブのタイプを選べます。

その下の「SMALL」「MEDIUM」「LARGE」で部屋の広さを変更できます。

②DECAY

他のリバーブプラグインでは「REVERB TIME」という、名称で表示されていることが多いですね!

「D-verb」では、「DECAY」と表示されていますが、「REVERB TIME」と思っていただいて大丈夫ですよ!

リバーブの音がどのくらいの長さ鳴っているかを設定できます。

③Pre-Delay

「Pre-Delay」は、原音が鳴ってからどのくらい遅れてリバーブ音を鳴らすのかを設定します。

遅らせれば広い空間をつくれますが、遅らせすぎると音が分離し過ぎてしまい不自然に聴こえちゃうので注意が必要です♪

④DIFFUSION

「DIFFUSION」は、音の広がりを操作するイメージのつまみです。

パーセントをあげればステレオ感が出て、下げていくとモノラルな印象に変化します。

「D-verb」の場合、初期設定である程度高めの設定になっていて適切な印象で、いじったことがないです。

他のソフトでも、特殊な効果を出す時以外は、初期設定のまま(70〜80%前後の値)で良いと思います!

⑤MIX

このつまみは、センドリターンで使うのか、インサートで使うのかで設定のやり方が異なります!

『Delayの基礎知識』記事の「DRY/WET」と同じなので、こちらの記事を見てみてください!

リバーブを使うときにも活用できる、センドリターンのやり方もこちらの記事に載せています!

【番外編】リバーブタイプのそれぞれの特徴


(※コンボリューション・リバーブ、AvidのSpace)

最初、リバーブタイプは「HALL」「PLATE」「ROOM」など、いろいろあってどれを選べばいいか悩むのではないでしょうか?

よくつかわれるタイプのそれぞれの特徴を簡潔にまとめてみました!

HALL

コンサートホールなど、そのまんま「ホール」をシミュレートしています。

広い空間のイメージで使うとわかりやすいと思います。

CHURCH

教会の響きをシミュレートしています。

独特な響き方をしていて、「ふわっーん」とした反響効果を得られます。

PLATE

金属板を振動させてつくられた残響音をシミュレートしています。

癖の少ない豊かな響きで、ボーカルのトラックによく使われるイメージがあります。

ROOM

部屋の響きをシミュレートしています。

ホールに比べて、狭い空間のイメージです。

音の反射する時間が短いのが特徴です!

まとめ

今回は、リバーブの基礎知識を紹介・解説していきました!

リバーブを適量かけるだけで、歌が上手く聴こえる良い音に聴こえるなど体験したことある方も多いはず!

使い方を間違えれば不自然で残念な結果になりますが、使いこなせれば楽曲全体のクオリティー底上げにつながるのではないでしょうか!

DTM初心者の方は、基本からしっかりと覚えて使いこなせるように学んでいきましょう♪

さらに詳しくリバーブについて知りたい方は、こちらの記事もオススメです!


最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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