目次
こんにちわ。MusicViralです。
皆さん編曲って何かご存知ですか?
今回は「編曲」とそれを仕事とする「編曲家」について解説していこうと思います。
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編曲=楽曲アレンジとは何か
「編曲」を別名で「楽曲アレンジ」と呼びます。
編曲とは簡単にいうと楽曲を色付けたり、アレンジしたりする事。
もっと具体的にいうと「メロディーに伴奏をつける事」と言えます。
先日鼻歌だろうが何だろうが、メロディーを口ずさめばそれはもう作曲という話をしました。
編曲はそのメロディーに対して、ハーモニーやリズム、色々な楽器の演奏を考えます。
つまり平たく言うと作曲よりもよりも色々な音楽的知識が必要になると言えます。
編曲や様々なアレンジの例(かえるの歌)
ではここで「編曲」がどういったものなのか童謡の「かえるの歌」を様々なアレンジで聴いてみましょう。
同じ曲でも様々なアレンジで、それぞれ違うイメージや印象が生まれてくると思います。
「かえるの歌」ピアノバラードアレンジ
ピアノの美しい音色とハーモニーで「かえるの歌」がピアノバラードに編曲されています。
ついつい聴きいってしまいますね。
「かえるの歌」メタルアレンジ
まさかの「かえるの歌」メタルアレンジです。
カエルがヘドバンしているかのような楽曲アレンジになっていますね。笑
「かえるの歌」ジャズアレンジ
続いて「かえるの歌」ジャズアレンジです。
なんともおしゃれな「かえるの歌」です。
ついつい踊りだしてみたくなります。笑
編曲家=アレンジャーの仕事
ここまでで「編曲」について大分理解が深まったと思います。
では次に「編曲家=アレンジャー」の仕事とはどんなものなのか解説していきましょう。
ここでは主にJ-POPやアニソンなどの編曲家の仕事を主に紹介していきます。
編曲家の出番はどんな時?
まず楽曲コンペなどでアーティストやシンガーさんなどの楽曲が決定します。
楽曲コンペに通った作曲家がある程度のアレンジ能力がある場合や、楽曲の雰囲気がディレクターに気に入られている場合は、作曲家がそのまま編曲の仕事を請け負う事が多いです。
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ですが、作曲家の編曲能力が足りない場合や、楽曲の雰囲気を変えたい場合、作曲家のデモをよりブラッシュアップして磨きをかけたい場合など、そんな時が編曲家の出番となります。
編曲家の仕事の流れ
まず編曲家にクライアントからアレンジして欲しい楽曲のデモが送られてきます。
デモはそのままCDにしても遜色ないレベルの物から、弾き語り、そして鼻歌まで様々です。
そのデモを元にクライアントと打ち合わせをし、どんな方向で楽曲アレンジをしていくのか、イメージやリファレンスを共有します。
その後、編曲家が自宅スタジオにてDTMを使ってアレンジを進めていきます。
この段階を「アレンジデモ」と呼んだりします。
ここまでが編曲家が家で行う作業になります。
アレンジデモが出来上がったら
アレンジデモか出来上がり、クライアントのOKサインが出たら、次はレコーディングです。
ギターやベース、ドラム、ストリングス、ブラスなど必要に応じて生演奏に差し替えていきます。
最近では制作予算が少ないことも多く、アレンジャーの打ち込みで完結することも少なくありません。
ちなみに生演奏に差し替える際の譜面作成、ディレクションなども編曲家の仕事になります。
編曲家の年収は?
続いて編曲家の年収についてです。
編曲家は基本フリーランスです。年収は人によって様々と言えるでしょう。
僕の知っている範囲だと編曲家の年収は1万円〜2000万円といったところでしょうか。
本当にピンキリです。
編曲家の1曲あたりのギャラは?
編曲家の1曲あたりのギャラですが、メジャー作品の場合1曲15万から50万円ほどになります。
若手のアレンジャーや、予算の少ないプロジェクトの場合はそれ以下の事もあります。
予算が少なすぎる場合は、仕事を断る事も必要になります。
編曲家になる為には
編曲家になる為には幅広い音楽知識が必要になります。
鍵盤楽器はもちろん、ギターやベースの演奏スキルなどが強い武器となります。
学生で編曲家を目指す方は、吹奏楽部などに所属しておくと将来役に立つと思いますよ!
編曲家は良い機材やソフトが必要
最近ではリアルな楽器シュミレートソフトが沢山発売されています。
どれだけ「良い音源」を沢山持っているかと言うところも、編曲家の武器となってきます。
もちろんそれらを使いこなす技術も必要ですね。
リアルな楽器シュミレートが出来ていれば、生演奏に差し替える予算を削る事ができるので、クライアントに好まれる傾向があります。
まずは楽曲コンペから挑戦するのがオススメ
編曲家としてデビューする方法は沢山あります。
一番手っ取り早いのは、自分でメロディーも書いて楽曲コンペに参加し、自身の曲で作曲と編曲の仕事を取ることです。
そうやって作曲を含めた仕事を続けていると、編曲を気に入ってもらって、編曲単体の仕事も貰えるようになります。
作曲家とタッグを組む
良いメロディーを書くのが得意なのに、アレンジ力がいまいち足りていない。
そんな作曲家とタッグを組んで楽曲コンペや楽曲制作に挑む方法も有りです。
最近では有名作曲家がDEMOアレンジャーとして若手の編曲家を雇っている事もまれにあります。
積極的にチャンスをモノにしていきましょう。
まとめ
今回は「編曲」「編曲家」について徹底解説しました。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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MusicViral記事作成スタッフです。
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