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こんにちわ。MusicViral編集長-Zです。
突然ですが、作曲家になるにはどうしたら良いと思いますか??
漠然すぎるこの疑問。
アニソンやJ-pop、劇版等、作曲家になりたい多くの人が抱えている疑問だと思います。
今回は実際に私がプロの作曲家として、アニソンやJ-POPの作曲家として活動するまでのストーリーと共にご紹介したいと思います。
(※個人特定防止のため多少のフィクションを含みます)
Pops作家デビューカリキュラム始動!
「AKB作家が教える。一年間で有名作曲家事務所を目指すスパルタ予備校」
“既存曲を聴くだけ”で作曲が上達する「MusicViral独自の分析術」を伝授。
AKB48や欅坂46、乃木坂46を手がける片桐周太郎の完全ワンツーマンレッスン。
一年間で、有名作家事務所の所属を目指す事に特化したカリキュラムです。
作曲家になるには…幼少期の英才教育が必要?
私は…3歳くらいの時ですかね。
友達とコミュニケーションが苦手だった私は、それを改善すべく両親の言われるままヤマハ音楽教室に通う事になりました。
いわゆる3歳児コース?的なコースだったと思います。(違ったらすみません…)
全く親近感の無い方だと“3歳からヤマハ”と聞いて「あ〜やっぱり作曲家になる人って英才教育を受けてたのか〜」と思われるかもしれません。笑
ですが、実際は音楽教室といっても歌を歌ったり、ちょこっとピアノ(エレクトーン)で遊んだりする程度のイメージです。
ちなみに私は絶対音感もありませし、ピアノも打ち込みする程度で、殆ど弾けません。笑
作曲家にはヤマハ音楽教室出身が多い?
作曲家と話をすると、小さい頃にヤマハの音楽教室に通ってた人が凄く多いように感じます。
やっぱり遊びの範囲でも、幼少期に音楽と触れ合う事って力になるんでしょうね。
私自身、ある程度の音感ってここで身に付いたんだと思います。
ヤマハ音楽教室さん、音楽業界への貢献度半端ないです!笑
反面、大人になって初めて音楽を始めた人も割といます!
その反面、もちろん大人になって初めて音楽を始めた人も少なく無いですよ!
寧ろ絶対音感とか、知識や音感の固定概念を持っている方が、自分の挑戦出来る範囲や音楽の許容範囲を狭めてしまうこともあります。
知識0=大きな可能性でもある事を忘れないでください^^
小学生くらいで音楽が嫌過ぎて教室を辞めた
コミュ障だった僕は、そもそも音楽教室自体があまり好きではなかったです。笑
当然小学校くらいになると、エレクトーンの簡単な演奏を行ったりするんですが、
練習しないので全く弾けず^^;
嫌過ぎて音楽教室を辞めました。
作曲を始めたきっかけ
midiとの出会いが全ての始まり
当時Windowsのフリーソフトでmidiを打ち込みするソフトがあったんですよね。
当時、ネットゲーム等はmidiを使って演奏する形が多く、ネトゲーにハマってた私はその存在を知るのでした。
もちろんこの時自分が作曲家になるなんて思いもせず「なんか楽しいなあ」くらいの気持ちでした。
midiをピアノロールで開き、楽器やその音階を研究!
当時は結構BGMをmidiで配布しているサイトが多かったのですが…
midiに興味をもった僕はフリーの打ち込みソフトで、配布されているBGMのmidiデータをインポートして研究し始めました。笑
「へ〜。こんな音をこんな風に打ち込んでるんだ〜」みたいな感じですね。
当時知っている楽器はリアルに、ピアノとギターくらいでした。
ベースってなに??キックってなに??みたいなレベルです。
今もヤマハにJ−popのmidiを購入出来るサイトがあるよ!
上記サイトはJ-popなどのmidiを購入出来るサイトです!
一曲2~300円くらいで購入が可能!
自分の好きな楽曲のmidiを見て学ぶ事は、作曲初心者にオススメの勉強方法ですよ!
Midiをピアノロールで眺めてたら曲が作れるようになった
そうやってmidiを落としては打ち込みソフトにインポートして研究していた私。
「あれ?なんか俺でも真似して曲出来るかも??」みたいになります。
これこそ私が作曲を始めたきっかけであります。
作曲家になることを決意!
そうやって趣味で作曲を初めていくうちに、沸々とこみ上げてくる思い。
「音楽を仕事にしてみたい!!」
「有名なシンガーに楽曲を提供してみたい!!」
「俺の楽曲を世に知らしめたい!!!」
そんな野心から、私はプロの作曲家になることを決意しました。
作曲家になるには、最低限の機材やソフトが必要!
作曲家になるには、機材やソフトが必要になってきます。
作曲の魅力に虜になった私は少しずつ機材を揃え始めました。
まずは本格的な音楽ソフト、midiキーボード、スピーカー、オーディオインターフェイスみたいな順番だったと思います。
音源はそこから少しずつ買い足していきました。
プロの作曲家になるには、まず事務所に所属するのがベター!
プロの作曲家になるには「まず事務所に所属する」という選択肢がベターです。
作家事務所に所属すると、楽曲コンペの情報やアレンジの仕事など、色々な実績を積むチャンスがあります。
完全フリーで活動する作曲家はごく僅かです。
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DEMOをプロデューサーや事務所に送りつけた!
僕はプロの作曲家になるために、とにかく音楽業界の人と繋がる必要があると考えました。
まず、僕はDEMO音源なるものを制作しはじめました。
そして以前紹介した、プロデューサーに直接DEMO音源を送りつける方法を用いて、業界人にDEMOテープをバラまいたのです。笑
【オーディション回避】音楽ディレクターに直接DEMOを渡す方法!
目次1 実際「オーディション→デビュー」の道のりは遠い。1.0.1 オーディション合格→育成契約が一般的?1.0.2 作曲家の場合も「ワンショット」の仮契約が一般的2 オーディション回避でライバルに差 ...
上記方法で偶々DEMOテープを聞いてくださったプロデューサーが作家事務所を紹介してくださり、プロとしての活動が始まるのです。
“プロ”の作曲家になるまで
事務所に所属してからが作曲家のスタート
いくら作家事務所に所属がきまっても楽曲採用がなければ、ただの「自称作曲家」です。
「プロの作曲家」と胸を張って言えるのは、楽曲コンペの採用が決まってからです。
私は楽曲採用まで2年ほど掛かりました。
僕はこの2年間を“暗黒時代”と呼んでいます。
なぜなら「死んだような顔」
徐々に採用が安定してとれるようになった
楽曲の採用が取れない2年間で大分色々な事を学びました。
もちろん“こうすればコンペに勝てる”という方程式は、存在しません。笑
ですが1曲、2曲と採用を勝ち取ることが出来るようになり、
明らかに「コンペの勝率を上げる方法」がある事を感覚的に理解していきました。
それを如何に早く掴めるかが、作曲家になるために必要な事かもしれません。
採用が決まり始める=ワクワクの毎日
作曲家として「楽曲採用が徐々に決まり始め、音楽だけで食えるようになる成長期間」こそが最高のエンターテイメントだと思います。
・こんな楽曲が決まった。じゃあこうしてみよう。みたいな試行錯誤
・自分の楽曲へのTwitterやライブでの反響
・自分がステップアップしている事が実感出来る充実感
毎日作曲することへのワクワク感と探求する楽しみがあり、
これは作曲家だけが味わう事ができる幸福感だと思います。
プロの作曲家になるために…
私もMusicViralの片桐も楽曲採用が全く決まらない“暗黒時代”があります。
・自分が最高だと思っている楽曲が全く決まらない…
・自分に才能はないのか??
・皆が遊びにいっている休日、自分はPCと向き合ってなにをやっているんだ…
そんな葛藤の中、音楽を辞める事さえ考えた事もあります。
実際周りでも才能があるのに、暗黒時代を乗り切れず辞めていった作曲家も少なくありません。
才能を捨ててしまわないで!
バンド経験のある方なんかだと凄く親近感のある話だと思うのですが、
才能があるのに結果が出ず、音楽を辞めてしまう人って本当に多いと思うんです。
そういう人ってどうがんばったら成果がでるのか、自分はいまどういった事をするべきなのか見えてないだけだと思うんです。
私自身も2年間の暗黒時代で音楽を辞める寸前でした。
まず、プロに会いに行って欲しい
しかし私そこを乗り越えられたのは、素晴らしい作曲家の友人やプロとして活躍する先輩に恵まれていたからです。
そういった周りの人達が自分が置かれている状況、自分が今すべきことなどを理解させてくれました。
僕が言いたい事は「プロを目指すならまずプロに会いにいって欲しい」という事です。
プロがどんな人なのか、プロから見て今自分がどういった状況なのか。
そういった情報が、自分が音楽を辞めてしまうかもしれない瀬戸際で、最後の砦となります。
やる気のある人だけ見て欲しい
先にいいますが、相当やる気が無いと脱落します。笑
最後の青春をかけるような気持ちで「作曲家を目指している!」そんな方は是非このページを見て頂けたら嬉しいです。
POPS作家デビューカリキュラム
コンセプト 「一年間で有名作家事務所を目指すスパルタ予備校」 東京大学や早稲田大学を目指す気持ちで音楽に挑む 1年で有名作家事務所の所属を目指す、マンツーマンのスパルタカリキュラム。 カリキュラム概要 ...
まとめ
今回は「【作曲家になるには?】私がアニソン・J-popの作曲家になるまで」をお送り致しました♪
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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Pops作家デビューカリキュラム始動!
「AKB作家が教える。一年間で有名作曲家事務所を目指すスパルタ予備校」
“既存曲を聴くだけ”で作曲が上達する「MusicViral独自の分析術」を伝授。
AKB48や欅坂46、乃木坂46を手がける片桐周太郎の完全ワンツーマンレッスン。
一年間で、有名作家事務所の所属を目指す事に特化したカリキュラムです。
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