「ディミヌエンド・デクレッシェンド」の意味と違いは？【音楽用語解説】

こんにちわ。MusicViral編集長-Zです。

皆さんは音楽用語「ディミヌエンド」ってご存知でしょうか？

今回は音楽用語「ディミヌエンド」の意味

そして「ディミヌエンド」とかなり近い意味を持つ「デクレッシェンド」この二つの違いについても解説していきたいと思います。

音楽用語「ディミヌエンド」の意味とは？？

音楽用語「ディミヌエンド」とはなんだとおもいますか？？

「ディミヌエンド」の意味とは簡単にいうと、「徐々に音量を小さく演奏していく」ことを指します。

簡単にいうとデクレッシェンドと同意義です。

譜面上においては「dim.」や「dimin.」と記載される事が多いです。

「ディミヌエンド」と「クレッシェンド」の違いはなに？

ディミヌエンドとデクレッシェンド。

この二つの意味は殆ど同じと思って頂いて大丈夫です。

ただ、作曲家によってはこの二つの意味を使い分けている場合もあるそうです。

ディミヌエンドとクレッシェンドの使い分けとは？

デクレシェンドは、クレシェンドの語源である「crescere」（成長する・増加する）に反対の接頭語「de」がついたもの。

ディミヌエンドの語源は「diminuire」（減少する）です。

Crescereは、”子供が大きくなった”
Diminuireは、”体重が減った”
などという時に使います。

体重が増えたときは、Aumentare。
DiminuireとCrescereは対にはならないんですね。

CrescereとDecrescereは伸び・縮み（高さ）
AumentareとDiminuireは膨張・縮小（ボリューム）
というイメージです。

引用元　ミュージックエンティー

上記の引用の用に正確には

クレッシェンド=伸び縮み
ディミヌエンド=膨張や縮小

を表すようです。

基本的には「クレッシェンド・デクレッシェンド」の組み合わせで問題ない？

完全に筆者の考えになってしまいますが、基本的によっぽどクラシカルな音楽に対しての知識や拘りを持っているような場合を除いて「あえてディミヌエンドを使う」っていう状況は殆どないかなあと思います。

特にJ-POPにおいては「クレッシェンド・デクレッシェンド」の組み合わせで問題ないと思います。

レコーディングの際等はそこに自ずとディレクション等が加わり、演奏者とのイメージの共有が可能になる場合が多いですしね。

また個人的には「クレッシェンド・デクレッシェンド」は「<」「>」という記号で範囲等を具体的に表す事が可能な事もあり、あえて「ディミヌエンド」を使う事って少ないですね。

まとめ

今回は音楽用語「ディミヌエンド」についての解説でした！

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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MusicViral 編集長-Z

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