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2018年登場のAuto-Tune Proをレビューしてみた

更新日:

こんにちわ。MusicViral編集長-Zです。

2018年に『Auto-tune Pro』という名前で、Antares社からAuto-tune最新版がリリースされました!

Auto-tune8などの前バージョンとの違い、どのような進化を遂げているのか!?

今回はAuto-tuneの最新版「Auto-Tune Pro」のレビューをしていきたいと思います。

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Auto-Tune Proとは?

言わずと知られている、ピッチ補正プラグイン『Auto-tun』の最新版ですね!

『Auto-tune』は、多くの作曲家やエンジニアの方が愛用しているピッチ補正ソフトとして有名です!

以前のバージョンの時から、細かい音程の補正能力の優秀さが評価されてきました。

『Auto-tune Pro』にバージョンアップで、画面の見た目から一新されて、追加機能も含めてパワーアップしました!!

どう変化したのか?画面や機能の違いを、1つ前のバージョンである『Auto-tune8』と比較して紹介してきます♪

Auto-tune8とAuto-tune Proの比較

Auto-tune8→Auto-tune Proで見た目が一新


(※左:Auto-tune8、右:Auto-tunePro)
青色でシンプルな見た目から暗めのデザインに一新!

画面とつまみのかっこよさが格段にアップしたのではないでしょうか!

ピッチ補正ソフトの中で、見た目のかっこよさは『Auto-tune Pro』が一番だと思います♪

操作してみた第一印象で、つまみの値変更するときなど含めて全体的な動作が快適になったように感じました。

ピッチライン編集のツールが優秀

①カーブツール

ピッチを自由に線を書いていじれるツールです。

いままでの『Auto-tune』のバージョンに比べて、スムーズに書けるようになったと思います。

操作していて線のブレが起きにくくなったような印象です。

②ノートツール

ピッチラインをノート化するツールですね。

いままでの『Auto-tune』だと、初期設定のリチューンスピード10の設定でノート化すると、機械的な音になりがちだったのですが。

『Auto-tune Pro』だと、そこそこ自然に修正されることもあって便利になりました。

ノート化したときの音が良くなったように感じています。

③セレクトツール


画面の色の変更で見直されたのでしょうか!

選択範囲の箇所がすごく見やすくなりました。

ピッチラインが見づらくなった???

初期設定のままだと部分的に波形の影とピッチラインが被って、ピッチの中心の線が少々見づらいように感じました。

もし使って見づらいと感じたら、設定で波形の表示をON/OFFできるので、設定変更で解決します♪

【グラフィカルモードの波形の表示のON/OFF】
左上Settings→『Show Waveform in Main Graph』のチェックをつけるor外す。

再生時の動作やバグが改善

『Auto-tune8』でピッチ修正をしていると、連続して再生→停止したときに音が狂うことがたまに起きました。

『Auto-tune Pro』では、このバグがほぼ改善されていてすごく快適です!

DAWの再生と『Auto-tune』画面での遅延も少なくなっていて見やすさ抜群!

初めて『Auto-tune』を触る人にとっても、わかりやすい動作をするようになった印象です。

Auto-tune Proの新機能紹介

Auto-Key


自動でキーとスケール検出をしてくれる機能が『Auto-tune Pro』から追加されました。

使い方は、キーの判別をしたいトラックに『Autto-Key』をインサートして再生だけ!

判別したキーやスケールの情報は『Auto-tune Pro』へと送信可能です。

『Auto-tune Pro』に搭載されている機能ではなく、別のソフトプラグインとして動きます。

『Auto-tune Pro』を購入すると、キー判別のプラグインが付属してくるイメージですね♪

Classic Mode

『Auto-tune』を昔から愛用している方から好まれてきた、『Auto-Tune5』のサウンド感を再現する機能です。

『Auto-tune5』から、自然な音程補正の助けとなる「ヒューマナイズ機能」が搭載されましたね!

革新をもたらしたバージョンでもあって、『Auto-tune Pro』で新機能として再現されたのでしょう。

玄人の方には嬉しい追加機能ではないでしょうか!

MIDIパラメーターのコントロール

『Auto-tune Pro』の「RetuneSpeed」や「ThroatLength」などのつまみを、

MIDIコントローラーでリアルタイムにコントロールできるようになりました♪

それぞれ割り当てて、ライブステージなどでリアルタイムに操作可能です!

ARA

『Auto-tune Pro』から、ARA=オーディオランダムアクセス機能という機能が追加されました。

他社のピッチ補正ソフト『Melodyne4』には既に搭載されている機能で、ついに『Auto-tune』に実装されました♪

(※『Auto-tune Pro』のARA機能は、『Studio One』のみ対応となっています。)

ProtoolsがARA対応したら嬉しいですね。笑

ARAのメリット

簡潔にARA機能を紹介すると、ピッチやリズムなどの情報を再生に依存せずにやり取りできるという機能です。

ARA機能に対応していることで、例えばどんなことができるのかまとめてみました!↓↓↓

①オーディオデータの転送・読み込みが不要

②プラグイン上から再生位置を変更できて再生・停止ができる

③DAW上のテンポ変更に追従して動作する

④読み込み・転送がないので余分なファイル生成がない

StudioOneユーザー、とても羨ましいですね。笑

様々なDAWにARA機能が対応したら良いなと切に願います。

まとめ

今回は、『Auto-tune Pro』のレビューと称して、新機能の紹介や『Auto-tune8』との比較をまとめていきました。

『Auto-tune Pro』と『Auto-tune8』で補正のかかり具合は、ほぼ差がなさそうです。

『Auto-tune Pro』になって、操作・機能面が大幅に向上したというような印象でした。

前バージョンからの移行する方にとっては、見た目の変化が顕著で戸惑うかと思います。

まずは使用期限つき機能制限なしで使える体験版でお試しを♪

AntaresサイトからDLできますよ!

Antaresサイトはこちら

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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