目次
こんにちわ。MusicViral編集長-Zです。
今回は作曲でありがちな「無意識な盗作」について、
また「良いメロディーだと思ってたものが、他人の楽曲のパクリだった!」なんて事を防ぐ方法についてお話をしてみたいと思います。
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世の中に溢れている盗作疑惑、パクリ疑惑
あの曲とあの曲のメロディーが似ている!
コード進行が全く同じ!
これってまさか盗作?パクリ楽曲なの??
そんな場面に出くわしたことがある人は少なく無いと思います。
これってどういう事だと思いますか?
プロの意識的にパクリ楽曲を作る事なんてほぼ無い。
正直プロの作曲家やミュージシャンがわざと人の楽曲を盗作したり、パクリ楽曲を作る事ってほぼ皆無だと思います。
ネットが発達しているこの時代、パクリ楽曲なんて一瞬でバレてしまいますし、「盗作したミュージシャン」として世の中に知られてしまったらかなり致命的です。
音楽で生きているプロのミュージシャンが態々そんな軽はずみな失態を起こすとは考え難いですよね。
無意識にパクってる楽曲盗作現象…
正直、世の中に溢れている「盗作疑惑の曲」って殆どが、作曲家の無意識で起こってしまった現象だと思います。
作曲家は常に「無意識に楽曲を盗作してしまう」というリスクと隣り合わせだからです。
メロディーは12音階の組み合わせで出来ている
メロディーはたった12音階を組み合わせて出来ています。
たった12音階のパズルでも「良いメロディー」と人間が感じられる組み合わせはごく僅かです。
自分が「良いメロディー」だと思って考えだしたメロディーが、既に既存曲で存在していた!なんて事も珍しくありません。
自分の知らない楽曲をパクってた…なんて、正直防ぎ用がありませんよね。笑
聴いた事があるような「耳馴染みあるメロディー=良いメロディー」という罠
どこか聴いた事あるような耳馴染みあるメロディーこそ、良いメロディーの原点だったりします。
そういったキャッチーな要素を含むメロディーを考える際
「聴いた事があるようなメロディー」なのか「聴いた事があるメロディー」なのか作曲家自身も判断が分からなくなってしまう事があります。
それがもし「聴いた事があるメロディー」ならば完全に盗作になってしまいますよね。
ジャンル毎にあるコード進行やリズムの普遍性
「このジャンルならこんなリズムで、こんなコード進行」といったように、音楽には「ジャンル毎の普遍性」があります。
例えばJ-POPの王道的なコード進行には「4536」というモノがあります。
そういったジャンルの普遍性を求めすぎると「これパクリじゃね??」みたいな事に繋がってしまう事があるんです。
パクリ(盗作)とオマージュの違い
音楽にあまり馴染みの無いリスナーが間違えやすい「パクリ」と「オマージュ」の違いについてもお話ししておきたいと思います。
オマージュとは??
オマージュとは、いわゆる「パロディー」だったり、「本家リスペクトであえて真似する」みたいな手法です。
これは盗作の用に「こっそり盗用する」というよりは、「本家を真似してみました!面白く無い??ドヤ!」みたいなイメージです。笑
初期モーニング娘は、オマージュ作品多し!
ラブマシーン
モーニング娘の代表的ヒット曲「ラブマシーン」もオマージュ作品の一つと言えます。
イントロのリフやAメロのバックトラックなど、だいぶ「本家オマージュ」になっていますね。笑
もちろんメロディーは同じじゃないので「盗作」にはならないと思います!
恋のダンスサイト
恋のダンスサイトもまたオマージュ作品になっています。
「uh!ha!」って言うちゃってますやんww みたいな感じです。笑
無意識な盗作を防ぐ方法!
ここまででパクり楽曲、盗作、オマージュ等についてお話ししてきました。
では作曲家やミュージシャンが常に抱えているリスク「無意識な盗作」を防ぐ方法についても解説していきます。
最強メロディー検索「弾いちゃお検索」
「無意識な盗作」を防ぐ為に使用するツール、それは「弾いちゃお検索」です。
弾いちゃお検索はYAMAHAが制作しているツールで、メロディーの音階を打ち込むと、そのメロディーに似ている楽曲を表示してくれるというものです。
凄く精度が高く、僕自身楽曲制作の際に使用する事が多いです。
使い方は音階を打ち込むだけ
使い方は簡単で、自分の検索したいメロディーの音階を打ち込むだけです!
非常に高い精度で似ているメロディーをYAMAHAの楽曲ライブラリから検索してくれます。
キーが違っていても検索に引っかかる!
打ち込んだメロディーが移調されている場合など、楽曲キーが違う楽曲もしっかりとメロディー検索で引っかかってくれます。
他にも似たような「メロディー検索アプリ」も存在しますが、キー違いの場合もちゃんとメロディーを見つけてくれるツールは「弾いちゃお検索」だからこその機能だと思います!
弾いちゃお検索で盗作予防の癖を付けよう!
作曲家は毎日のように〆切に追われ、メロディーを大量生産します。
ぱっと浮かんだメロディーが「生み出されたもの」なのか、「どこかで聴いて頭に残っていたパクリ」なのかって自分じゃどうにも分からない問題だったりします。
弾いちゃお検索を使って「盗作予防」する癖をしっかり行っておく事が大切だと思います。
「盗作作家」なんて太鼓判を押されてしまっては、音楽家として致命的ですからね!
まとめ
今回は【楽曲盗作の真実】と作曲家が“無意識なパクリ”を防ぐ方法をお送り致しました♪
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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