こんにちわ。MusicViral編集長-Zです。
自作スタジオ・防音室・ボーカルブースが欲しい!!!!
それは音楽家なら一度は夢見るビックドリームではないでしょうか?
今回は自作で自作スタジオ・防音室を作りたい人、吸音に興味がある人に向けて記事を書いていこうと思います。
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“既存曲を聴くだけ”で作曲が上達する「MusicViral独自の分析術」を伝授。
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一年間で、有名作家事務所の所属を目指す事に特化したカリキュラムです。
「実際に自作スタジオ・ボーカルブースを作っていく過程」を紹介!!
今回はMusicViralのスタジオを実際に手作りして仕上げていく過程を記事でご紹介していきます。
上記写真は施行前のMusicViralスタジオ。
この段階ではとりあえず音楽制作に必要な機材が設置されているだけの状態。
この状態では部屋の反響などで正確なモニタリングを行う事も難しく、ボーカルや楽器のレコーディングもあまり良い音で録音出来る状態ではありません。
今回は一軒家物件ということで「防音」という点ではあまり心配がなかった為、
音の反響を押さえて正確なモニタリング環境を整えたり、ある程度の防音効果も期待出来る「吸音」を中心に自作スタジオ・ボーカルブースを作成していきます。
「吸音」については以前の記事でも詳しく紹介してありますので、こちらの記事をご覧ください。
【コスパ重視】本当は教えたく無い最強の吸音材と吸音の重要性について解説!
目次1 そもそも吸音ってどんな意味があるの??1.1 音は想像以上に反響している。1.2 部屋の大きさに対して適切な吸音を行う必要がある1.3 適切なモニター環境でなければ、正確なモニタリングが出来な ...
自作スタジオ・防音室に必要な材料
防音シート
今回は防音についてはあまり心配がなかったので使用しませんでしたが、防音性能を高めたい方は遮音シートや鉛の防音シートを下地で使用しましょう。
タッカー等で隙間無く壁に打ち込んでいくと効果が期待出来るそうです。
吸音材
吸音材として一番コスパが良い商品として以前も紹介しました「GCボード」
この商品を今回はとりあえず「5枚入り×3=15枚」購入しました。
GCボードは15枚で約6万円ほどでした。
長さや厚さが色々あるのですが、今回使用したのは「50mm(厚さ)×910mm(横幅)×1820mm(高さ)」という種類です。
厚さは薄いよりも厚い方が低音を吸音してくれるので、50mmの厚い方を選択すると良いです!
発注した吸音材が届いた図ww
吸音材を部屋に運んだ際の写真。
写真は2箱写っていますが、他にもう1箱購入しましたw
こうやってみると非常に大きいですよね。でもこれが15枚で約6万円ってとてもコスパ良し!
その他の材料調達にホームセンターへ!
という事で必要な材料はある程度そろったので、細々とした材料を調達しにホームセンターへ。
ホームセンターの材料を見ながら、どうやって吸音材を貼付けるのか考えていきます。
吸音材を綺麗に取り付ける用の金具?も発売されているのですが、ちょっとコスパが悪いんですよね。
今回は出来るだけ予算を押さえて手作りしていきたい!
吸音材の貼付けは接着剤で??
吸音材の取り付けを色々悩んだ所、接着剤がいいのではないか?という案に。
写真はどちらの接着剤にするか迷っている片桐氏です。笑
ちなみに一つ1000円程度?だったと思います。
この部品使えそう!
吸音材を高所に取り付ける際、接着剤だけだと少し心配ですよね。
ということで支えとなりそうな金属の部品があったので、こちらも購入しておきました。
一つ400円程度でした!
白い布ガムテープ
あと写真を撮り忘れたのですが、白い布テープも購入しておきました。
吸音材は表は白い布で覆われているのですが、裏側はグラスウール(スポンジのような素材)がむき出しになっているため、場合に応じてむき出し部分を白布テープで覆う用途に使用します。
では自作スタジオ制作開始だー!!
という事で材料も完璧に揃ったので、ここから実際に自作スタジオを制作していきます!
ワクワクしますね!
まずは元あるカーペットをはぎ取っていきます。
まずは吸音とは関係ないですが、この部屋に元からあったカーペットをはぎ取っていきます。
写真は入り口にある階段?に挟まれて固定されてしまっているカーペットを、無理矢理ハサミで切り取って取り除いている代表片桐の図。笑
やっぱりカーペットよりフローリングの方がスタジオ感あっていいですよね。
(この部屋の場合、カーペットの下はフローリングでした!)
カーペット除去完了!
カーペット除去完了。ホコリがヤバいです。笑
ここまでで結構一苦労しました。
いざ!吸音材を設置!
まずは正面部分の壁に吸音材を並べて貼付けていきます。
当初は接着剤で貼付けていく予定だったのですが、ここで馬鹿みたいな発想が浮かんでしまいました…笑
小学生の工作レベルの貼付け術w
そう「ガムテープの輪っか」…笑
小学校の工作なんかでやったあれですw
吸音材の裏側の淵を一周ガムテープで補強し「ガムテープ輪っか」を何カ所かに貼付けます。
当初は「仮張りとしてガムテープでとりあえず貼ってみよう!」という感じだったのですが、以外にこれが外れないことに気づきましたw
正直吸音が出来ればそれでいいので、今回は馬鹿みたいなこの方法で吸音材を壁に設置していく事にしました。笑
ボーカルブースとなる部分に吸音材を設置完了!
まずはボーカルブースとなる部分に吸音材を設置してみました。
今回は部屋の正面右側にある「部屋のへこみ?」のような構造を利用して、ボーカルブースを自作していきます。
「ガムテープ輪っか」で貼付けているとは思えない出来ですね。笑
ボーカルレコーディングはヘッドフォンで作業できれば良いという事で、今回ボーカルブースは「半個室?」で壁を取り外し出来るようにする作戦。
壁の代わりとなる部分の吸音材は、グラスウールがむき出しとなっている部分を白ガムテープで覆ってみました。
この白テープ、結構丈夫で、僕の個人スタジオでは数年経っても全然はがれる気配がありません!
意外と安心です。
吸音材の壁をブース側に設置すると??
吸音材の壁を実際に設置するとこんな感じ!
立派なボーカルブースの出来上がりです!
中から見るとこんな感じ!
実際にマイクを置いてみたところ、なんと立派なボーカルブース!
吸音効果もバッチリですね。
天井や更なる吸音に関しては、後日追って作業を進めていきます。
コンセント部分の処理は??
吸音材を貼付けていく際、そのままだとコンセントが吸音材に埋もれてしまいます。
今回は勿論コンセント部分もしっかり処理を行っていきますよ!
コンセントの位置を計測!
まずコンセントの位置をメジャーで計測し、吸音材の裏側にペン等で印を付けます。
コンセントが刺されば問題ないので、そこまで厳密にする必要は無いかと!
吸音材をくりぬく!
次に吸音材をくりぬいていきます。
この際に、後の処理を考えて吸音材の外側の布は貫通しないように注意しました。
白ガムテープで補強w
くりぬいた部分を白ガムテープで補強していきますw
もっといい方法もある気がしますが・・・目立つ部分じゃないのでよし!
こんな感じに仕上がりました。
吸音材を並べてぴったり収まらない場合…
こんな感じで吸音材を壁一面に張り巡らせていく訳ですが、
吸音材を並べたとき、吸音のサイズと壁のサイズがマッチしていれば良いですが…
大抵吸音材を貼付けていったはいいものの、最後の一枚がデカ過ぎて壁とサイズが合わない・・・なんて事が起こりますw
そんな場合の処理についても書いておきましょう!
サイズに合わせて吸音材を裏側から切り取る!
まずサイズに合わせて吸音材を裏側から切り取っていきます。
この際、表面を覆っている白い布は切ってしまわないように注意です。
あまった布を裏側に折り込む
次に余った布を裏側に折り込み、ガムテープで止めます。
これで表から見た時は他の吸音材と変わらない綺麗な見た目のまま、必要なサイズに吸音材をあわせる事が可能です!
ここまでで正面はおおむね完成!
ここまでで正面はおおむね完成しました!
この日の作業は時間の関係で終了…
ここからの作業はまた次回へと持ち越しとなります。
まとめ
今回は「【自作スタジオ・防音室・ボーカルブース】を作成の行程を公開①」でした。
次回以降は正面以外の壁や、天井の吸音を行っていこうと思います。
現在作成のMusicViralスタジオは、実際にMusicViralスクールの教室として生徒さんに使用して頂くスタジオになります!
まだ作成中ですが、是非体験レッスンなどで実際のスタジオを見学しに遊びにきて頂けたら幸いです♪
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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