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こんにちわ。MusicViralの編集長-Zです。
早いもので今年も残りあとわずか…みなさん、今年やり残した事はありませんか??
大切なのは「誰よりも早くを起こす事」です。やるべき事、やりたい事は明日ではなく今日やりましょう!
さて、今日は作曲家・編曲家を目指す人からよく質問を受ける内容「譜面の読み書き」についてお話ししてみようと思います。
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作曲家・編曲家になる為に譜面の読み書き能力は必要??
かつての作曲家・編曲家と言えば「譜面」の読み書きは必須のスキル。
実際に譜面を書いたり読めたり出来なければ仕事になりませんでした。
ですが、最近ではDTMを使った作曲が中心となり「譜面が読めない…」なんていう状態で作曲をやっている人も少なくありません。
最低限レベルで「譜面の読み書き」は必要。
は実際、プロの作曲家や編曲家は「譜面の読み書き」が出来なければいけないのか?
その答えはYESです。
といっても「譜面の読み書き」のスキルを達人レベルで習得する必要はなくて、最低限の読み書きが出来ればとりあえずは問題ないとおもいます。
ある程度の譜面の読み書きが出来ないと苦労したり、恥をかく場面が出てくる事は間違いありません。
見やすい譜面=1流 見づらい譜面=2流
譜面なんてDAWのスコアモードで書き出せばいいじゃん!簡単でしょ??なんて思っている方も多いと思います。笑
ですが例えばLogicなんかで作成した譜面ってめちゃくちゃ見づらいんですよ。
演奏者って譜面で作曲家や編曲家のレベルを判断する場合が凄く多いので、適当な譜面を作ると「演奏家に舐められる」という現象が起きます。
演奏家と作曲家・編曲家でお互いのリスペクトが無いと、良い演奏を実現させる事は出来ません。
譜面に対しての知識が不足していると、そういった自体に陥りかねませんので、普段から譜面を扱って譜面に慣れておきましょう。
譜面の見やすさポイント
▼改行
▼セクションの表記
▼リピート記号の使い方
などは初心者でも気をつけ易い「譜面作成のポイント」だと思います♪
「譜面の見やすさ」を意識しましょう。
作曲家や編曲家が実際に譜面を使用する場面
では実際に作曲家や編曲家が譜面を使用する場面について解説していきます。
ひとまず自分一人で作業している時点(作曲や編曲など)で譜面を使用する必要はほぼ無いといって良いでしょう。
しかし、スタジオワーク、演奏家やディレクターとのやり取りで譜面を書いたり読んだりする能力が必要となってきます。
「メロ・ハモ譜」の提出を求められる場面
作曲家・編曲家に「メロハモ譜」という、メロディーとハモリだけ抽出した譜面の提出を求められる場合があります。
例えば作詞家さんに作詞をしてもらう為であったり、歌手の歌練習の為だったり、レコーディングの際の確認用の資料であったり、用途は様々です。
楽器を生演奏に差し替える場面
次にストリングスや管楽器など、楽器を生演奏に差し替える際には譜面が必要になります。
ある程度、譜面の知識がないと、演奏者が演奏しづらかったり、作曲家・編曲家としてのスキルを疑われたりしてしまいます。笑
またレコーディング現場で奏者と相談して音の積みを変えたりすることもしばしば、その場で譜面を書き直せるくらいのスキルが必要となる場合があります。
マスターリズムを作成する場面
マスターリズムと呼ばれる「コード・キメ・リズム」などをまとめた譜面を作成する場面に、譜面のスキルが必要になります。
マスターリズムはバンド演奏やギター・ベース・ピアノなどの演奏によく使用されます。
フレーズを指定せず、コードやリズムだけしていして後は演奏者に任せるという場合にマスターリズムを使用します。
DTMerにオススメの譜面の起こし方
ではDTMを使って作曲や編曲の作業を行っている人は、どうやって譜面を起こしていけば良いのか。
僕がおすすめする方法をご紹介したいと思います。
オススメの方法の流れとしては
DAWで譜面用のMIDI作成→譜面ソフトに読み込み→譜面作成ソフトで整える
という流れになります。
まずDAWで譜面用のMIDIを作成する
まず譜面用のMidiを作成します。
Midi鍵盤で打ち込んでいるデータって音符のタイミングとか長さとかがきっちりグリッドに合ってない事もよくありますよね?
この状態で譜面作成ソフトにmidiを読み込むと音符の長さ等がまちまちで、正確に音符を読み込んでくれません。
まずはグリッドにタイミング・長さを合わせて、正確なMIDIデータを作成しましょう。
譜面作成ソフトに読み込み
上記で作成したMidiデータを譜面作成ソフトに読み込みます。
大抵の譜面ソフトは読み込みの際に「読み込みの最小値」という値を設定出来ます。
楽曲に応じて最小値を「16分音符・8分音符」など設定すると、より正確にmidiを読み込んでくれます。
読み込んだ譜面データを整える
つぎに、読み込んだ譜面データを整えていきます。
やはりmidiを自動で読み込むと、多少ミスして読み込まれていたりする部分が出てきます。
そういった場所だけ手作業で修正していきましょう。
これで大まかな譜面作成の流れは終了になります。
DTMerにオススメの譜面作成ソフトは??
無料の譜面作成ソフトなら「Musescore」
MuseScoreは無料の譜面作成ソフトで非常に優れているソフトです。
僕もだいぶこのソフトにお世話になりました。
また使い方もGoogleで検索すると大抵記事が上がっているので、比較的簡単に使用方法を覚える事ができます。
プロフェッショナルな譜面作成ソフトなら「Sibelius」
ProtoolsのメーカーでもあるAVIDの譜面作成ソフト「Sibelius」です。
僕も現在使用しているソフトです。
MIDIの読み込み能力に優れている事、コードを自動で読み込む事が出来る所等がオススメポイントです。
値段は少し高いです…笑
譜面になれておこう!
譜面の読み書きはDTMが中心となっている今、なかなか使わないスキルだと思います…
ですが、色々な人とやり取りしたり、仕事をしていく上でとても大切なスキルになってくるので、普段から出来るだけ譜面に慣れておきましょう。
例えば仮歌やギターを録音する際に、一度譜面を起こしてみる事などはオススメの方法です。
まとめ
今回は「【作曲家・編曲家になる為に】譜面能力は必要か?」という内容をお送りしました♪
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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