目次
こんにちわ。MusicViral編集長-Zです。
低音楽器の中心とも言えるベース。
最近では数多くのベース音源が発売されております。
今回は主要の定番ベース音源
▷Trilian
▷MODOBASS
▷AmpleSound(ABJ)
この3つをそれぞれレビュー&聴き比べして行こうと思います!
ちなみに、今回使用したベース音源聴き比べのLogicXセッションはこちら♪
180223_MusicVIral_BASS
(※ダウンロードは自己責任でお願い致します!)
Pops作家デビューカリキュラム始動!
「AKB作家が教える。一年間で有名作曲家事務所を目指すスパルタ予備校」
“既存曲を聴くだけ”で作曲が上達する「MusicViral独自の分析術」を伝授。
AKB48や欅坂46、乃木坂46を手がける片桐周太郎の完全ワンツーマンレッスン。
一年間で、有名作家事務所の所属を目指す事に特化したカリキュラムです。
不動の定番ベース音源「Trilian」
不動の定番ベース音源とも言える「Trilian」
ベース音源の中ではかなり昔から人気のある音源です。
音色が豊富
Trilian最大の特徴は音色が豊富というところです。
エレキベース、ウッドベース等は勿論、シンセ系ベースも幅広い音色が用意されています。
プリセット、音色も即戦力が多いので、初心者がまず購入すべきベース音源はTrilianと言っても過言ではないでしょう。
Trilianを抑えておけば、ベース系はとりあえず全てカバー出来ると思って頂いて大丈夫です!
奏法(キースイッチ)が豊富
Tririanは非常に多くの奏法が収録されていて、キースイッチで奏法を切り替える事が可能です。
例えば
・グリスアップ
・スライドダウン
・スライドアップ
・スライドアップダウン
・ハーモニクス
・スタッカート
・Xノート
・スライドFX
このような奏法がそれぞれ収録されています。
低音の質感が良い
Trilianは、他のベース音源と比べて低音の質感が凄く良いです。
プリセットから更に音を作り込むような必要があまり無いため、低音感を作り込む必要があるベース音源としてはとても優れていると思います。
音の質感でいうとダントツTririalが良いといって良いでしょう。
得意なジャンル
Trilianは独特のアタックタイム感・グルーヴ感があり、非常にグルーヴィーなベースフレーズがマッチしやすいです。
また、スラップ音源の質感が他のベース音源より飛び抜けて良いです。
FunkやR&B、Soulなどで映える事が多く、勿論ロックやポップスでも大活躍です。
新気鋭のベース音源「MODOBASS」
新気鋭のベース音源としてDTM界を驚かせた新人「MODOBASS」
一時期はDTM界の話題を独り占めしていました。
最大の特徴は「自由自在なスライド」
ベース音源。いままでベースのスライドを打ち込む場合は、キースイッチで予め用意されているスライドを使うしか方法がありませんでした。
もちろんピッチベンドでもスライドは表現出来るのですが、音が変になってしまうので、オケ中じゃないと使えなかったんです。
キースイッチによるスライドだと、スライドのスピードや幅を調整する事が出来ず、アレンジャーは頭を悩ませていました。
しかし、MODOBASSはなんと!!ピッチベンドで自由自在にスライド奏法することが出来るんです!
MODOBASSはモデリング系ベース音源
なぜMODOBASSはピッチベンドで自由自在にスライド奏法ができるのか。
その理由はMODOBASSの仕組みにあります。
通常ベース音源は実際にベースの音源を1音ずつサンプリング(収録)している方式をとっている者が多いです。
しかし、MODOBASSはシンセ音源のように1音1音リアルタイムで生成される「モデリング方式」を取っているのです。
そのためスライドをピッチベンドで打ち込む際も、リアルなスライド音をリアルタイムで生成してくれるのです。
リアル度はかなり高い!
何を持って「リアル」とするのかは人それぞれですが、MODOBASSは「あ〜これこれ!」みたいなベースとしての「楽器の特徴」を凄く的確に捉えたベース音源と言えます。
特にスライドはベースの命。
また、ベースでありがちな8分音符の連打なども、1音1音シュミレートされる為、個人的には凄くリアル度が高いベース音源だと思います。
得意なジャンル
やはりベーススライドの「うねり」を多用するアニソンやJ-POPなどでは大活躍です。
MODOBASSは、ベース音源としての自由度がダントツで高いと思います。
AmpleSound ABJ
先日ギター音源でご紹介したAmpleSoundからもBASS音源が発売されています。
AmpleSoundの使い手にオススメ!
先日AmpleSoundから発売されているギター音源AGEで「打ち込みギターをリアルにする方法」を解説しました。
【裏技】打ち込みギター音源をリアルにするたった1つのプラグイン
目次1 使用するギター音源はAmpleSoundのAME1.0.1 今回は良くある簡単なフレーズをベタ打ちで打ち込みして使用していきます。1.0.2 波形はこんな感じです。2 まずは初心者がやりがちな ...
ABJはAmpleSoundのギター音源と同じ要領で使えるので、AmpleSoundの使い手にはオススメのベース音源です!
音は非常にクリーンな音
ABJは他のベース音源と比べ非常にクリーンな音です。
逆に言えば、ここから音を作り込んで行く必要があります。
音作りに自身の無い初心者には少し難しいベース音源とも言えるでしょう。
得意なジャンル
ABJは比較的ジャンルを選ばないベース音源だと思います。
音質のリアルさと言ったところではずば抜けてABJが良いと思います!
ベース音源を聴き比べ検証!
良くある8分音符のベタ打ち
まずは良くある8分音符のを聴き比べてみましょう。
リアル度でいうとABJが一番かもしれません。
ModoBassは何だか音楽的な印象
Tririanは少しドリル感(連打感)が出てしまっている印象です。
Popsに良くあるベースフレーズ
次に良くあるPOPS系のベースフレーズを聴き比べて行きましょう!
このようなフレーズになってくるとTrilianが強いように感じます。笑
Modobassは音楽的に的を得てる感。
改めて聞き比べるとやっぱりABJがリアルに聴こえるなあ。
Funk系のフレーズを聴き比べ!
次にFunk系のフレーズを聴き比べてみます。
スラードの聴き比べを兼ねて、スライドを絡めてみました。
Trilianがダントツでグルーヴィーに聴こえますねw
Modobassが一番本物のベースっぽい感じかも。
アニソンやJ-pop系に良くありそうなベース
続いてアニソンやJ-Popによくありそうなベースフレーズで聴き比べて行きましょう。
ModoBassが飛び抜けて音楽的に聴こえますね。
やっぱりベースって「うねり感」が最大の重要要素になってきます。
ABJもなかなかいい感じではあります。笑
結局ベース音源ってどれがいいの???
で、じゃあ結局ベース音源ってどれがいいのよ!って話です。
初心者はTrilianが最強!
今回はドラムとベースだけの聴き比べだったので「リアルさ」という点でTrilianの弱みが見えたかもしれません。
しかしギターやピアノが入ってくるとまた印象が変わってきます。
Trilianはオケ中で凄く引き立つベース音源ですし、何と言ってもプリセットの種類が豊富です。
とりあえずエレキベース、アコースティックベース、シンセベース。全てをカバーできるTrilianが初心者にはお勧めです!
ベース音源は使い分けが大事。
聴き比べでお分かりになったかと思いますが、各ベース音源に強み・弱みがあります。
プロレベルでアレンジをこなそうと思うと、ベース音源を使い分けすることが重要です。
ジャンルや奏法、フレーズによってベース音源の得意・不得意を生かして使用しましょう。
続きはレッスンで!
ここまででベース音源の使い分けや聴き比べ、おすすめの紹介などを行いました。
ここから先の内容は記事だと限界です。笑
ぜひMusicViralのレッスンにお越し下さい♪
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
◎Twitterフォローで記事更新をお知らせ♪
Follow @MusicViral1
Pops作家デビューカリキュラム始動!
「AKB作家が教える。一年間で有名作曲家事務所を目指すスパルタ予備校」
“既存曲を聴くだけ”で作曲が上達する「MusicViral独自の分析術」を伝授。
AKB48や欅坂46、乃木坂46を手がける片桐周太郎の完全ワンツーマンレッスン。
一年間で、有名作家事務所の所属を目指す事に特化したカリキュラムです。
MusicViralの情報発信担当。
音楽業界の旬な情報や作曲に役立つテクニックをあなたにお届けしていきます。