目次
こんにちわ。MusicViral編集長-Zです。
先日楽曲コンペについて解説をしました。
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【2019年楽曲コンペ情報】アニソン楽曲やJ-popの募集について
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今回は「楽曲コンペを勝ち抜く方法」についてお話ししてみたいと思います。
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楽曲コンペの意図を考える
まず一番重要な事は「コンペの意図を考える」という事です。
発注元が何を求めているのか、一番重視すべき点は何かについて考える必要があります。
楽曲コンペの明確なイメージが固まっている場合
まずコンペの発注書を見て「明確なイメージが固まっている場合」
この時はある程度イメージやリファレンス楽曲に寄せる事が大切です。
ただし、メロディーやコードまで一緒になってしまうとただのパクリになってしまいますよね。
“どうやって自分の音楽に消化するか”が作曲家としてのセンスになります。
楽曲コンペで作曲家にアイデアを求められている場合
最近は楽曲コンペで作曲家にアイデアを求められるという場面が凄く多いです。
アーティストが楽曲によってより発展できるようなアイデア、斬新さ、面白さが作家に求められています。
作曲家として色んな引き出しやアイデアを常に考えておく必要がありますね。
また「このアーティストにこんな楽曲をやらせたら面白い!」というバランス感覚も求められます。
こういった例では、コンペの段階で歌詞も作り込みプレゼンする事が必要だったりもしますね。
楽曲コンペに作家色が求められている場合
最近では少人数コンペが行われる事も少なくありません。
また、まだデビュー前のアーティストの場合など、「作家色」が求められる場合も少なくありません。
作曲家の尖った音楽性がそのままアーティストの音楽性の指針となったりすることもしばしば。
そういった場合は「いかに自分色を出すか」という事が大切だったりします。
普段から「自分の音楽性」というテーマと向き合っておく事も大切です。
楽曲コンペに受かるメロディーとは?
楽曲コンペに受かるメロディーとはなにか?
作曲家に求められている物はどういったものなのかについても考えてみたいと思います。
“フック”がある
楽曲コンペには同じような曲が何百曲、何千曲と集まってきます。
その中で目立つ為には“フック”が重要となってきます。
簡単に言うとちょっとした変則性だったり、ちょっとした“引っかかり”ですね。
名曲といわれる曲の多くは思わず「あれ??」と思ってしまうようなフックがあることが多いです。
フック=意外性ともいえるかもしれませんね。
メロディーがキャッチー
メロディーがキャッチーであることは大前提ですね。
キャッチーというのは、覚え易い、親しみ易いということでしょうか。
「キャッチーなメロディー=一度聴いたら覚えてしまうようなメロディー」
でもあると思います。
やはり日本の楽曲コンペにおいては、メロディーのキャッチーさが作曲家に求められる事が多いです。
最後まで飽きさせない
無数に送られてくる楽曲コンペでは、最初の段階でディレクターが最後まで曲を聴く事は少ないと思います。
その為「ついつい最後まで聴いてしまう」ような構成力やメロディーの説得力が必要となってきます。
イントロは長過ぎないか、曲が間延びしていないか、十分な展開があるかなどを今一度考えましょう
まとめ
今回は「楽曲コンペに受かる方法」について解説してみました。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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