作曲・編曲 コラム

【ヴォーカルディレクション法】①現場雰囲気のコントロール

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こんにちわ。MusicViralの代表片桐です。

今回は、プロのレコーディング現場だけでなく、仮歌のレコーディングの時にもとても重要な、

「ヴォーカルディレクションのテクニック」を紹介したいと思います。

今回は「①現場雰囲気のコントロール」です。

ズバリ歌い手さんの気持ちが乗っているだけで、歌は何倍、何十倍にもよくなります!




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ヴォーカルディレクションの重要性

先日MusicViral編集長-Zが「仮歌の重要性と依頼方法」という記事を投稿しました。

【アニソン作曲家が語る】仮歌のお仕事の“いろは”とその重要性

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この記事でも書いてあるように「如何に歌い手さんが歌い易い環境を作るか」という事がとても重要です。

プロの歌い手さんも人間ですので、現場のテンション感だったり現場の温度感で歌の雰囲気は凄く変わってくるんです。

その為にも前もって歌い手さんが歌い易いような「歌の練習用資料」「メロディー譜」「歌詞」などを用意しておく事が大切です。

そういった前準備をちゃんとしておくとレコーディング本番で対面した時に「信頼関係」が生まれ易いです。

ディレクションの際も「歌い手へのリスペクト」を持った接し方を心がけましょう。

決して歌に指示を出す我々の立場は、歌い手よりも高いものではなく、我々と歌い手はあくまでも「プロ同士」対等の関係なのです。

曲調によりそった雰囲気作りが大切

ハイテンションなアイドルソングなのに、支持する側がローテンションだったら?

逆にしっとりとしたバラードなのに、支持する側が超ハイテンションだったら?

曲調と現場の雰囲気作りがあっていないと、演者は歌の世界観にテンション感を合わせていく事ができません。

そういう状態だと「良い歌」を歌う事は困難です。

曲調によって雰囲気のコントロールをすることが重要です。

レコーディング前にアイスブレイクを

「アイスブレイク」とは、初対面同士が緊張をほぐす為の方法。

営業マン等が良く使う手法で、ちょっとした冗談やジョークで緊張した雰囲気を壊します。

歌い手さんが来て、すぐにレコーディングをスタートするのではなく、5〜10分ほど軽く雑談や、今日の曲のポイントなどを話して、歌い手さんの緊張をほぐすことが意外に重要です。

お互いに信頼感が生まれていない状態だとコミュニケーションが取りづらく、レコーディングを円滑に進める事が難しくなります。

特に経験値がまだ浅い新人アーティストなどの場合はここに時間を割くようにすると良いです。

緊張感で現場をコントロールする方法も

人によって歌い手や現場の人間に合わせて、ディレクションのテンション感をコントロールする人もいます。

テンション高めに上手に褒めつつ進めていくのがぴったり合う方もいれば、何も無駄なことを言わず淡々とこなすのがベストな方もいらっしゃいます。

特に「超大御所」と呼ばれるような演者さんは、割と無駄話を拒む傾向があります。

そういった場合はビシッとした雰囲気でレコーディングを進めていくのが好ましいと思います。

またテンション高めのアイドルのREC現場の場合でも、敢えて緊張感の高い状態を作ってレコーディングする方も多いです。

この辺は自分自身のキャラクターや得意不得意もあると思うので、場数を踏みながら感覚を掴んでいきましょう。

信頼関係が一番大事!

ここまででヴォーカルディレクションをしていく上で「現場の雰囲気を如何にコントロールするか」というお話をしてきました。

ですが、この手法はあくまでも『方法』でしかありません。

一番重要なのは歌い手さんとの「信頼関係」です。

「この人なら安心。任せても大丈夫だ」と思ってもらえるような、お互いにリスペクトのある関係を築きましょう。

その為には前もってレコーディングするアーティストの作品を聴いてみたり、インタービュー記事などを読んでどんな人間なのか調べて置く事も大切です。

それが自分自身の「アーティストへのリスペクト」の気持ちへと繋がります。

まずは自分がそのアーティストの事を好きになる事から始めましょう。

 まとめ

今回は「【ヴォーカルディレクション法】①現場雰囲気のコントロール」をお送り致しました♪

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最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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片桐 周太郎

片桐周太郎 作曲家・編曲家。東京都出身。SUPA LOVE所属。
AKB48やアイドル・アニソン等の楽曲提供や制作を行っている。作曲に携わったCDの総売上枚数は計り知れない。

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